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阪神淡路大震災の影響?

震災の影響でマンション躯体に影響があるという噂について

先日、不動産屋さんと話しているときに、

その不動産屋さんが「シャトー富士さんにはいろいろ噂もあると聞いています」というので、

何のことか聞くと、

「阪神淡路大震災でマンション躯体に影響が出た、少しずれた」

とか、、??

シャトー富士、これだけ古いといろいろな災害を乗り越えてきていますが、もちろん、阪神淡路大震災も乗り越えました。

しかし、その影響で躯体にずれができ、地震に弱くなっているとか、さすがにひどい噂です。

〇もともと揺れに強い構造

シャトー富士は鉄筋コンクリート造で、南側は道路を挟んでJRの学研都市線に面しています。

シャトー富士を上方からみると分かりますが、方形に組まれたAB棟に、南棟を延長する形でC棟が接しています。AB棟は躯体そのものが一体になっています。(住戸管理上、便宜的に名前を付けている)

この方形に居住棟が組まれているため、本来、構造的に地震に強固な造りになっているのです。

シャトー富士 航空写真 構造
シャトー富士 航空写真 構造

そして、当然、B棟とC棟は構造的に別棟になっているので、BC棟間の隙間が震災で生じたのです。BC棟は別棟なので、揺れに対しては隙間をもって対応するのが当たり前です。

高速道路のブロックのつなぎ目のように、セクション材で繋げば一番良いのですが、このマンションの場合、建築当時専用のセクション材は高価で少なかったので、一部セメントで固めている部分があり、それが隙間になったのです。

もちろん、隙間は修復ずみです。もともと、つながっている構造ではないので、修復は難しくなかったのです。躯体強度にも関係のない部分です。

〇直下型地震では耐震構造も意味ない

実際、神戸で震災を経験した身には、震災で倒壊した住宅のほとんどは戸建て住宅でした。

基本的に鉄筋造りの建物で完全に倒壊した建物はほとんどありませんでした。

また、部分的に倒壊したビルを見た場合、倒壊したビルが弱くて、生き残ったビルが強いということはありませんでした。振動が強くなる地盤で、振動方向がビルの長辺側に直角に近ければ、どんなビルも損害を受けていました。

つまり、弱点となる、長辺側方向のないシャトー富士は、阪神大震災程度の揺れなら倒壊しないと思われます。まあ、シャトー富士の場合、そう言えるのはAB棟のみですが。

〇倒れなくても全壊する場合もある

マンションという、住戸して考えると、倒壊しなくても、エレベーター部分が変形するとか、1階部分がへしゃげるとかすると、基本的に住むことはできない。阪神大震災でも、全壊扱いになったマンションはほとんどがそういう全壊でした。

大阪を直下型地震が襲った場合、シャトー富士も倒れることはないでしょうが、基幹部分が修復不能な程度の被害は受けるでしょう。その場合はどうせ古いし、きっちり建て替え出来る方がいいにきまっています。下手にきれいに残って、住民同士で建て替えか修繕かともめる方が厄介だったと、憶えています。

〇地震保険の保険料も他と変わりません

これは保険屋さんの保険料計算に建物の耐震性評価の技法がないことも理由になっていますが、シャトー富士の地震保険保険料も他のマンションと変わりがありません。もっとも地震のリスクを心配しなければならない保険会社ですらこの評価ですので、シャトー富士の耐震性に問題があるというのは、一部不動産業者のデマと言えるでしょう。逆に何らかの客観的な根拠があるなら提示してほしいものです。

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